テキーラ

ニックネームがビィエットというメキシコ人と一緒に沖縄を旅行してからまだ10年経たないのだが、考えてみるとすごく時代が変わったものだと思う。
 
沖縄本島ではレンタカーを借りたのだが、スターレットの予約に対して走行距離2000kmちょっとの発売直後のヴィッツをサービスされた。ヴィッツのような小型車はそれまで日本になかったので、室内空間とか質感とか、操作感とかに衝撃を受けた記憶がある。おまけにナビも装着されていたのだが、当時はHDDカーナビが出る2年以上前で、まだ高級機でもDVDナビだった時代。ナビなんて一般的でなかったし、もちろん自分は初めてだったので嬉しかったのだが、特にビィエットは大興奮だったなあ。今では、だれも不思議に思わないけど、技術の進歩は凄いものだ。
 
沖縄本島以降の八重山諸島はキャンプ生活だったので、一緒に旅行したがっていたビィエットとは1日限りでお別れした。最後ユースホステルまで送って行った時、別れ際にしばらく悩んだ末、探し当てた飲みさしのテキーラを渡された。気持ちが伝わってきて嬉しかった。旅をしていると、現地の人たちの親切が身にしみる。旅人はある意味無償の親切を心の底で期待し、貪り食う存在。親切に対する感謝の気持ちをどう伝えるか、ということは常に考えて行動したい。
今日の夕食:
ビビンバ(鶏肉、にら、もやし)、ベーコン・キャベツエッグ、ツナとオニオンのマヨサラダ、納豆
ビビンバは、はちみつ・味噌・こちジャンとおろしニンニクのたれが濃厚かつ意外と後味さっぱりで、しゃきしゃきとした野菜の食感とミート。星2つ半。
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