中東旅行-ダマスカス

空港に到着後、愛想の悪い入国審査を無事通り抜け、1SP(シリア パウンド)=2.38で両替。思ったよりレートが悪い。空港から外へ出ると日差しが強い。乾燥しているが30℃は超えていそうだ。空港から市内まではバスに乗ることにする。タクシーは楽だが高いし、市民生活が見れないので今回の旅行では極力使わない方針。あっちこっち聞きまわってバス乗り場を見つけた。料金は45SP。地球の歩き方では25SPだから大分高くなっている。とは言っても35kmの距離を30分ほどで走ってこの料金だから十分に安いのだが。バスは古びたハイデッカーで、運転台の一部以外の全部の窓に分厚い黄色のカーテンがかかっており、強い日差しを遮っている。
 
こちらでは、郊外の複数のバスターミナル(ガラージュ)に長距離バス等が発着し、市内へは、ここで乗り換えるという方法をとる。空港バスはガラージュ・バラムケに到着。ここは去年に役割を終えてさらに郊外のガラージュ・ソマリエに機能移管されているはずで、ガラージュ自体は確かに廃墟となっていたが空港バスはここに発着するようだ。ここからは市の中心まで歩いて30分ほどとのことで、ぶらっと歩いてみる。全体に古びているが、スラムがあるわけでもなく、物乞いが居るわけでもない。社会主義国だからなのか?女性は頭から黒いベールをまとっていて、ああイスラムの国に来たのだなあと感じる。
 
有名な安宿であるアル・ラビに泊まろうとするも満室。周辺のいくつかの宿も当たってみたがすべて満室。ただでさえ不安な異国での初日の宿なしに流石に凹む。中級のホテルに泊まることも考えたが、日も傾いているしちょっと離れているので、アル・ラビのロフトに泊まることにした(250SP)。星空を見上げながら寝るのかとちょっとロマンチックな気持ちで屋上に上がると、既に8人ほどが寝ており、自分用にはさらに屋上の高い部分に汚らしくて叩けば土埃が上がるマットをポンと置かれただけだった。トイレ・シャワーも汚くて、もっと凹む。
 
宿で休めそうにないので、市内観光と食事へ繰り出す。マルジェ広場や第一次世界大戦前にサウジアラビアのメディナまで繋がって栄えたヒジャーズ鉄道の始発駅のヒジャーズ駅、繁華街をブラっとする。ヒジャーズ鉄道を幾度も爆破してオスマントルコを苦しめたアラビアのロレンスがアラブ同盟軍を指揮してダマスカスを奪還したのは彼が30歳の時だったというから、今の自分よりもはるかに若かったわけだな。
 
シリアと言えば、アメリカにテロ支援国家指定されているし、北朝鮮と核兵器を開発してイスラエルに施設を破壊されたりと非常に物騒なイメージがあるのだが、人々はフレンドリーで、治安も非常によく、夜中にひとりで歩いても全く問題ないという噂。実際に夜出歩いても身の危険は全く感じないし、むしろ涼しくなる夜8時以降に人の流れが多くなって、活気が出てくる感じすらある。食事をすると勘定がアラビア数字で書かれて戸惑う。硬貨もアラビア数字なのでスムーズに計算できない。。。
 
宿に戻ると、ロフトの住民は25人以上に増えていて、足の踏み場もないほどだ。着替えもせずに横になると、気付かないうちに熟睡。暑さを心配していたのだが、実際は明け方の寒さが堪えた。20℃前後なのだろうが、毛布もなければ、寝袋もないので、風が直接吹き込んでくるのが辛い。長袖を着て体を丸めて凍えながら朝を迎えた。おなかが冷えたこともあって胃の調子も悪くなった。なんて旅の始まりなんだ。。。
 
今日の旅費:720SP~2,722 (奮発した400SPもするディナーが最も高くついた)
ダマスカスの空港バスカシオン山マルジェ広場夜のヒジャーズ駅アル・ラビのロフト
 
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