中東旅行-クラック・デ・シュバリエ

6時前に起床。周りの人を起こさないように神経を使いながら身支度をした後、中庭で情報ノートに目を通して情報入手。Webで入手できないような情報が載っているので貴重。7:30にチェックアウトし、街の東はずれにあるガラージュ・ハラスターへ向かう。ここに行くにはセルビスという乗合タクシー(ワゴン)を捕まえなければいけないが、行き先がすべてアラビア語で書かれていてどの車に乗ればいいか分からない。運転手に片っ端から声をかけるがどれも違うと言われてしまう。困って道端の人に声をかけると、目的地行きのセルビスを止めてくれた。値段は市内どこでも10SP。やはりガイドブックの表示の5SPより高い。どうやらボラれているわけではなく、ここ最近の原油高等で物価が1.5~2倍に高騰しているらしい。
 
ガラージュ・ハラスターで、北方160kmにあるシリア第3の都市ホムスに向かうプルマンバスに乗る。プルマンバスは、都市間を結ぶ大型バス。車内では水や飴などのサービスがある。オアシスの町ダマスカスを出ると延々と砂漠が広がるが、ホムスに近づくとアンチレバノン山脈が途切れて地中海からの湿った風が届くようになってくるからであろうか、緑の耕作地が広がってくるようになる。中東のイメージとは違う景色だが、これが、イラクのチグリス・ユーフラテス川の河口からイラン・シリア・レバノン・イスラエルへと弓状へ連なり人類最古の文明をはぐくんだ「肥沃な三日月地帯」なのか。一年中西方?からの風が吹いているせいなのか、木々が奇妙に一定方向に傾いて立っている。乾燥のせいであまり太い幹にならない?からかも知れない。ホムスまで2時間で到着。100SP。
 
ホムス到着後に、隣のミクロバスのガラージュへ移動して、ミニバスを探して乗り換えて1時間20分ほどかかって11:40にクラック・デ・シュバリエへ。50SP。クラック・デ・シュバリエは十字軍時代の代表的な城で、ホムスからベカー高原を通って地中海へ抜ける交通の要所を見下ろす標高650mのカラハ山上に築かれている。当時の築城技術の粋を究めたものらしく、中世ヨーロッパの城にも影響を与えているとか。専門的なことは良く分からないのだが、アーチ型の天井が美しい。城の内部には矢を射るための狭間が設けられているだけで大きな窓がない。十字軍時代には50~60人の騎士と2000人の歩兵が常駐していたそうだが、王が住むような城でなく、戦闘のための要塞ということなのか。この城は、天空の城ラピュタで描かれた城のモデルになったらしい。言われてみれば確かにそういう雰囲気も感じる。塔の上まで上がると、西からの強風が吹き付け、雲の影が緑の大地の上をゆっくりと動いて行く様が見渡せる。こういう絶景こそラピュタ的。
 
帰りのセルビスはなかなかやってこない。もう2時間ぐらいは来なぜというタクシー運転手の誘いを無視して待つこと40分。やっとやってきた14:20発のセルビスに乗ってホムスに15時到着。さらに、セルビスを乗り継いでハマヘ向かう。英語が通じず、行き先だけを口にしているだけなのだが、なんとか旅はできるようだ。
 
ホムス近郊1ホムス近郊2クラック・デ・シュバリエ1クラック・デ・シュバリエ2クラック・デ・シュバリエ3クラック・デ・シュバリエ4
 
 
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