中東旅行-アレッポ

朝5:45起床。26℃/50%。6時過ぎになるといきなり停電。その直後北方へ向かって超低空を戦闘機が飛んで行くのでちょっと不安になる。後から知ったのだがグルジアで衝突が起こった日なので、何か関係があったのかも。シリアを北に行けば、トルコをはさんだその先はグルジアだ。
 
7時半にホテルを出て、腫れた足を靴の中にねじ込み、バックパックを揺すり上げてガラージュ・プルマンに向かって20分以上歩く。が、ガイドブックの場所からは大分西よりに移ったようで、さらに探し回る羽目になった。8時発のアレッポ行きに乗り込む。100SP。
9:45に146km北方のシリア第2の都市で、地中海とユーフラテス川を結ぶ交易の要の都市として紀元前2000年から栄えてきたアレッポに到着。が、ガラージュではなく、どこかの道端。こうなるとタクシーの餌食。アレッポ城までの4kmで200SP。。。アレッポ城は、もともと紀元前10世紀には神殿だったらしいが、その後要塞化され、支配者が変わってきた。今見ることができるのは13世紀の対十字軍に対する改築した時の姿だそうだが、大規模な地震に何度も見舞われたこともあった、城内はかなり破壊されている。クラック・デ・シュバリエを見た後だとちょっと物足りない感じだが、市街地から50mも高く部分的に人工的に盛り土されてできた丘の上から見下ろすアレッポの街の360°パノラマは絶景。
 
アレッポ城を出て、1km以上続く中東一の歴史と規模をもつというスークに立ち寄るが。あいにく休日。アレッポはトルコからシリアに入った旅人が最初に立ち寄る都市。トルコから来たという日本人らと情報交換しながらデリゾールへ向かうプルマンのガラージュを探すが、ここもガラージュ・ハナーノに移転したとのことで15分近く捜し歩くことになった。
 
すでに発車しかかっていたデリゾール行きのプルマンに飛び乗り、東をめざす(11:45)。夏場はほとんど降水量がないのに緑があるのが不思議だ。地中海性気候では気温の低い冬場に雨が降るのだが、草木は蒸発量が少なく土壌の水分量の多い冬にしっかり根を張ることで、厳しい夏を乗り越えるのだという。東に進むにつれてさらに大地の乾燥が進んでくると、灌漑用水路が整備されていてその場所だけは青々とした耕作地になっている。中東に来ると水の貴重さを改めて強く感じる。
 
車内ではビデオCDで、カンフーサッカーが上映されていた。字幕を見なくても分かる単純明快さがうれしい。そのあとはアラブの歌番組。オーケストラの伴奏に合わせておっさんが延々と一人突っ立って歌っていたかと思えば、(イスラムでは相当刺激的な?)セクシー衣装を着た女性ダンサーが、その周りで踊り狂うというわけのわからんビデオ。バスの中ではあどけない顔をしたシリア兵達に囲まれた席だった。おっかない感じかと思ったら、写真を撮るのにいい場所を教えてくれたり、クーラーやビデオCDの音がいいように調整してくれたりみんないい奴らだ。全く言葉が通じないんだが、お互いに親指を立ててコミュニケーション。"英語が話せないんだ"と一言だけ英語で言われて申し訳なさそうな顔をされるのだが、軍では英語禁止ということなんだろうか。ともかくいい奴らだ。兵士たちはデリゾール手前の何もないような砂漠で降りて行った。本当にこの国はテロリスト養成所とレッテルを貼られるような国なのだろうか。
アレッポ城アレッポ城の上からスーク方面休日のスーク車窓からのユーフラテス川デリゾール行き車窓から1デリゾール行き車窓から2
 
<動画>

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