中東旅行-デリゾール

4時間半以上時間をかけて16:20に320km離れたデリゾールに到着(200SP)。ここでは、ガラージュ横の詰所でパスポートチェックがある。イラクの方向を指し示す道路標識もあるし、国境が近いからだろうか。35℃以上はあるだろうか。暑い。タクシーに乗って安宿のアル・アラビー・アル・カビールへ。薄汚れた感じの田舎町だ。これまでの都会の雰囲気とはだいぶ違う。さすがにこんな地の果てでは宿は空いている(350SP)。ロビーのTVには北京五輪の開会式が映っている。こんな所で見ることになるとは。
 
日が傾くまで部屋で休んで、18時から外へ出る。歴史の教科書で最初に出てくるユーフラテス川を見てみたい、という単純な動機でこんなところまでやってきたので、早速ユーフラテス川に架かるデリゾール橋へ向かう。デリゾール橋は散歩する地元の人達や、橋の上から飛び込みをして遊んでいる子供達とその見物客らで混み合っている。ユーフラテス川は、途中で灌漑用に多くの水が使われてしまっていると思われるが、想像以上に水量が多く流れが速い。そして汚い。ゴミがたくさん流れている。
 
ここで、シリアで初めての糞ガキに遭遇。金くれと言ってしつこく絡み付き、ズボンのポケット触ってここにあるじゃないか、言うこときかないと川へ突き落すぞというような脅しのジェスチャー。しまいにはマラーノ(豚野郎)攻撃。そのしつこさが半端じゃない。いったい誰を相手に絡んでるつもりなんだ?おっ?
 
一旦追い払った後、こういう時のためにメモった言葉を復習していたら、再び悪態をつきに戻ってきた。"ラーウリード(嫌だ)"、"イムシー(あっち行け)"を使ってみるがこれぐらいでは退散しない。そこで"イッタキッラー(アッラーを畏れなさい)"を使うと顔色が明らかに変わり、3度か繰り返すと渋々退散。アッラーは偉大だということが良く分かった。インドでのバクシーシ攻撃は貧しさ故と同情もあったが、人の良いシリア人であんな糞ガキ出てくるのは、あんな野郎を甘やかす観光客に責任の一端があるのだろう。多分、知らない言葉で罵られるだけだと、反省の気持ちが起こらないのかもしれない。せっかくいい夕陽だったのだが、気分が悪い。
 
こんな街だと夕食を食べれる場所も良く分からないので、道端のテイクオフの店でケバブと野菜をホブスでくるんだシュワルマを買ったのだが、これが最高。オレンジジュースも最高。しかし、食事後のシャワーは、共同シャワーの水が汚ないアラブ式便器に流れ込んでいようなく状況で精神的に凹んだ。さらに体が精神的にも体力的にも疲れがピークのようで、寝ても1時間もせずに目が覚める、ということを何度も繰り返す始末で、疲れが取れず心が折れそうになる。ツライ。
 
今日の経費:1100SP~2,618 (500km近く移動しながら観光してこの値段。信じられん。)
デリゾールの町デリゾール橋糞ガキユーフラテス川の夕日
 
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